2013年 11月 03日
海にオシドリ |
昼頃、いつもの河口へ。
カモメ類、カモ類、カイツブリ類など、冬鳥は揃いつつあったが、これと言ってめぼしい鳥は見つからない。帰ろうと思っていたところ、スコープの視野に一羽の予想外の鳥が入った。
オシドリ、であった。スコープの倍率を最大にしてようやく識別できるほどの遠さだったが、ずんぐりした身体、やたら短い嘴、派手な模様は間違えようもない。
海(といっても河口の沖だが)でオシドリを見るのは初めてのこと。渡りの時期なので、海水域に立ち寄ったとしてもさほど不思議ではないのだが、意表を突かれたのは確かである。ウミネコやスズガモと泳ぐオシドリは、なかなか貴重だと思う。
決して珍鳥ではないが、こういう出会いは嬉しい。これこそ鳥見の醍醐味、という気さえする。珍鳥を追うのも楽しいし、昨日のように実際に追うこともあるが、それだけが鳥見ではない。ライフリストは増えなくとも、自力で見つける喜びというものが確かに存在する。
遠すぎたが、根性で撮った証拠写真を載せておく。悲惨な写真だが、オシドリらしいことは辛うじて分かる。カメラマンはしばしば「思い通りに撮れなかった写真」を「証拠写真」と呼ぶが、やめてほしい。証拠写真は本来、困難な状況下で努力と忍耐によって得るものなのである。
カモメ類、カモ類、カイツブリ類など、冬鳥は揃いつつあったが、これと言ってめぼしい鳥は見つからない。帰ろうと思っていたところ、スコープの視野に一羽の予想外の鳥が入った。
オシドリ、であった。スコープの倍率を最大にしてようやく識別できるほどの遠さだったが、ずんぐりした身体、やたら短い嘴、派手な模様は間違えようもない。
海(といっても河口の沖だが)でオシドリを見るのは初めてのこと。渡りの時期なので、海水域に立ち寄ったとしてもさほど不思議ではないのだが、意表を突かれたのは確かである。ウミネコやスズガモと泳ぐオシドリは、なかなか貴重だと思う。
決して珍鳥ではないが、こういう出会いは嬉しい。これこそ鳥見の醍醐味、という気さえする。珍鳥を追うのも楽しいし、昨日のように実際に追うこともあるが、それだけが鳥見ではない。ライフリストは増えなくとも、自力で見つける喜びというものが確かに存在する。
遠すぎたが、根性で撮った証拠写真を載せておく。悲惨な写真だが、オシドリらしいことは辛うじて分かる。カメラマンはしばしば「思い通りに撮れなかった写真」を「証拠写真」と呼ぶが、やめてほしい。証拠写真は本来、困難な状況下で努力と忍耐によって得るものなのである。
by masurawobird
| 2013-11-03 22:23
| 野鳥